仕事の方向性に迷ったときに役立つ”SWOT分析”について
こんにちは
すーです。
あなたは、どうやったら売り上げを上げることが出来るか悩んだことはないですか?
今の現状だとお客様が来ないから何か手を打ちたいけど、何をどうやったら良いんだろう?と悩むことはないですか?
僕もこのコロナ禍で悩みました。
飲食店で働いていて、お客様がぱったり来なくなってしまったんです。
1日に1組程度の来店しかなく、このままだと減給か最悪の場合は倒産…
という状況に陥りました。
正直「売り上げを上げるために頑張ろう!」という感情ではなく、「仕事なくなるのは困るから何か手を打とうか…」
という感じ、ビジネス的な視点で考えることにしたんです。
で、「何をすればいいんだろう?」と思ったんです。
幸いなことにマーケティングを少しかじっていた僕はそれを思い出し、実行してみることにしました。
そこで役立ったのが”SWOT分析”です
脅威=Threat(スレット)
機会=opportunity(オポテュニティ)
強み=Strength(ストレングス)
弱み=weakness(ウィークネス)
の頭文字をとった分析方法です。
つまり、自分の長所を短所を知って、今の環境で危険な事に備えてとチャンスになることを探っていくという事です。
僕の場合は寿司屋勤務でしたので、寿司が強みで弱みは飲食店なので基本来店してもらっていたという事でした。
脅威は新型コロナウイルス、機会は寿司の需要があるが供給が少なかったという事(周りのお寿司屋さんは休業してしまったこと)
この方程式で行動していくと、
寿司という商品をテイクアウトで提供していく事で弱みを消して、このコロナ禍で供給が減ってしまった寿司をお持ち帰りで召し上がって頂く機会を作る。
といういたって単純なものでしたが、効果は抜群でした。
姉妹店が他に5店舗ある中で常に売上ナンバーワンでした(ちなみに他は全て和食店、テイクアウトもやっていた。)
なんなら、歴代で2番目の売り上げを打ち立てて、前年比も130%超えることが出来ました。
考え方は簡単なんです。
あなたの今の状況を分析して、環境と照らし合わせてみれば、自ずと何をやればいいかは出てくるんです。
なので、環境が変わっているのにいつもと同じことをしていたら、成果は出にくいことは明白なんです。
環境に合わせて、自分の武器を利用できるところを探っていく方法がこの”SWOT分析”という事です。
あなたの今の状況で少し考えてみてください。
どこが強みでどこが弱みなのか、今の脅威は何なのか、この環境で機会やチャンスと呼べることは何なのか。
必ずあるはずです。
例えば今の僕の環境は、地方都市の新店に配属が決まっています。
今度はテイクアウトではなくほぼ店舗での営業になるので、店舗でお客様の感情を左右させることが機会となってきます。
覚えてもらうためには感情を動かすことが重要なので。
なので、感情を動かすロジックをどうやって作り出すかがカギとなってくるのでは言うところです。
脅威は他のお寿司屋さんです。
そこと差別化して、自店舗の武器を作るという流れ。
この分析はほんとに簡単にできますし、時間もかかりません。
そうやって整理していくと、この先どうすればいいかが分かりやすいのでおすすめです。
後で考えてみよう!と思わないで今考えてください。
じゃないときっと忘れます。
人間ってそうゆうもんです。
今考えてみれば30分後にはすっきりしているはずです。
そう、これも機会です。
この機会を逃さずにちょっと考えてみることが重要ですよ!
今回は”SWOT分析”について書いていきました。
分かりにくかったと思われた方は、分かりにくい!とコメントください。
分かりやすかったと思われた方は、分かりやすい!とコメントください。
今度もマーケティングに関することを書いていきます。
マーケティングは実際に役立ちます。
しかもしっかり数字に表れます。
あらゆる商売に使えるのですが、こと飲食業ではマーケティングを利用しているような会社はめったにお目にかかりません。(ただの僕の感想ですが)
なので逆にチャンスがあると思います。
僕はこのスキルを利用して日本全国にお客様に最高に喜んでいただける場所を作っていくという目標を達成して見せます。